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MySQL壳ロギング機能を使用して,実行中のMySQL壳の状態を確認し,問題をトラブルシューティングできます。
デフォルトでは,MySQL壳牌はロギング情報をロギングレベル5(エラー,警告および情報メッセージ)でアプリケーションログファイルに送信します。オプションの表示可能な追加の場所に情報を送信し,(MySQL 8.0.17から)詳細出力としてコンソールに送信するようにMySQL壳を構成することもできます。
各宛先に送信される詳細のレベルを制御できます。アプリケーションログおよび表示可能な追加の場所については,使用可能な任意のレベルを詳細の最大レベルとして指定できます。詳細出力の場合は,詳細の最大レベルにマップする設定を指定できます。次の詳細レベルを使用できます:
表9.1 MySQL Shellでのロギングレベル
ロギングレベル-数値 | ロギングレベル-テキスト | 意味 | 詳細設定 |
---|---|---|---|
1 |
|
ロギングなし |
0 |
2 |
|
内部エラ |
1 |
3. |
|
エラー |
1 |
4 |
|
警告 |
1 |
5 |
|
情報 |
1 |
6 |
|
デバッグ |
2 |
7 |
|
Debug2 |
3. |
8 |
|
Debug3 |
4 |
デフォルトではMySQL壳はAdminAPI操作の過程で実行されるSQLステートメントを記録または出力しません。操作中に返されるメッセージに加えて,SQL実行に関してこれらの操作の進行状況を監視する場合は,MySQL壳8.0.18からこれらのステートメントのロギングをアクティブ化できます。ロギングレベルが5以上に設定されている場合,ステートメントは情報メッセージとしてMySQL壳アプリケーションログファイルに書き込まれます。冗長設定が1以上の場合は,冗長出力としてコンソルに送信されます。
アプリケションログおよびオプションの追加の宛先(Unixベstderr
, WindowsシステムではOutputDebugString ()
機能)を構成する手順は,セクション9.1 "アプリケションログ"を参照してください。
ロギング情報を冗長出力としてコンソルに送信する手順にいては,セクション9.2 "冗長出力"を参照してください。
AdminAPI操作によって実行されるSQLステートメントのロギングをアクティブ化する手順は,セクション9.3 " AdminAPI操作のロギング"を参照してください。