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MySQL 5.6 リファレンスマニュアル
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B.1 エラー情報のソース

MySQL にはエラー情報のソースがいくつかあります。

  • 各 SQL ステートメントを実行すると、セクションB.2「エラー値のタイプ」で説明されているように、エラーコード、SQLSTATE 値、およびエラーメッセージが返されます。これらのエラーはサーバー側から返されます (セクションB.3「サーバーのエラーコードおよびメッセージ」を参照してください)。

  • クライアント側でエラーが発生することがあり、通常、サーバーと通信するプログラムが関係しています (セクションB.4「クライアントのエラーコードおよびメッセージ」を参照してください)。

  • SQL ステートメントの警告およびエラーの情報は、SHOW WARNINGSステートメントおよびSHOW ERRORSステートメントを使用して表示できます。warning_countシステム変数は、エラー、警告、および注意の数を示します。error_countシステム変数はエラー数を示します。この値には警告および注意は含まれていません。

  • GET DIAGNOSTICSステートメントは、診断領域の診断情報を調査するために使用できます。セクション13.6.7.3「GET DIAGNOSTICS 構文」を参照してください。

  • SHOW SLAVE STATUSステートメントの出力には、スレーブ側で発生したレプリケーションエラーに関する情報が含まれています。

  • InnoDBテーブルに対するCREATE TABLEステートメントが失敗した場合、SHOW ENGINE INNODB STATUSステートメントの出力には、最後の外部キーエラーに関する情報が含まれています。

  • perrorプログラムは、コマンド行からエラー番号に関する情報を表示します。セクション4.8.1「perror— エラーコードの説明」を参照してください。

サーバーエラーとクライアントエラーについては、この付録の以降のセクションで説明します。InnoDBに関連するエラーについては、セクション14.19.4「InnoDB のエラー処理」を参照してください。